チーム
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DON MACQUARRIE
ドン・マッカリー
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業界で認められた水産養殖生物学者。水産養殖の研究、開発、運営において40年以上の経験を持ち、淡水及び海水の孵化場の設計、建設、運営、魚の飼育、種親の開発、育成、飼料開発などの専門知識を有しており、オヒョウやギンダラの陸上フロースルー及びRAS海水タンク栽培施設の設計、建設、運用の経験もあります。
また、独自に新規事業の開発、管理も行ないながら、コンサルティングチームの一員として、経済的、生物学的に実行可能な再循環式水産養殖システム(RAS)の計画と設計、建設、人材育成、運営管理を行っています。さらに、通常の9月から12月の間だけでなく、年間を通じて産卵する鮭を生産するための光周期を制御したピンクサーモン及び銀鮭の飼育に関する研究を科学雑誌へ寄稿するなど、数々の研究成果を発表しており、ビジネスプラン作成や採算性の分析を含み、その研究結果は水産養殖業界で広く活用されています。
Unlimited Aquaculture LLC 及び、Sablefish/Halibut Pilot Kona、代表取締役(2003年~2007年)
HIROSHI ARAI
新井 宏
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北米やカナダで獲れるさまざまな魚のマーケティングと国際貿易を専門とし、55年にわたり水産業に従事。世界有数の水産会社である(株)極洋の取締役を務め、子会社のKyokuyo USA Inc. の社長(1988年〜1997年)を歴任しました。(株)極洋は、米国大手水産加工会社、元Whitney-Fidalgo Seafoods社のオーナーとして経営に携わりました。
その後、Big Island Abalone Corporationの設立に加わり、2007年から2017までCEOとして同社を世界で最も効率的かつ革新的なアワビの養殖場に成長させました。また、世界市場でも有名な「コナアバロニ」のブランディングとマーケティングを担い、ハワイのみならず、アメリカ本土、日本、香港の高級レストランやスーパーマーケット、卸売業者との強いコネクションを構築しました。
SEAN WILTON, P.ENG.
ショーン・ウィルトン
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ショーン・ウィルトンは、25年以上にわたって環境エンジニアリング、建設、水産養殖業界のさまざまな側面に携わってきました。氏のエンジニアリングの経験は、複雑な自治体の給水システムから、世界で最先端の魚の孵化場と生産システムの設計まで多岐にわたります。
また、水産養殖と環境工学の分野で、学校やリゾート地での初の排水リサイクルプロジェクトの実施や、世界各地での再循環型水産養殖プロジェクトまで、幅広い経験を有しています。ウィルトンは、最先端かつ実績のある技術を活用する養殖および水処理施設の設計と建設を目的に設立されたカナダのブリティッシュ・コロンビア州にあるPRAqua Technologies Ltd. の前社長です。
企業での豊富な経験を持つウィルトンは、Royal Millitary College of Canadaを卒業し、企業アドバイザー、取締役、役員として頻繁に招かれ、現在はAgriMarine Holdings Ltd.の取締役を務めています。また、国立機関などの一流クライアントへの仕事や、RAS農場の設計提案や農場の買収に関する適正評価手続きを行う専門家審査エンジニアとして依頼を受けた経験を持っています。
上記に加え、現在は主要顧客であるYieldbridge Aquaculture Ltd.の契約管理、設計、コンサルティング業務に積極的に携わっています。
LAWRENCE LAMBERT, P.ENG.
ローレンス・ランバート
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ローレンス・ランバートは、数十年にわたる豊富な経験を有する洗練されたエンジニアで、機械および電気工学の技術を融合させ、事業家として収益重視のビジネスを追求しています。また、中小企業経営、生産性向上、技術開発、プロジェクト管理、テクノロジーのマーケティングに至る確かな知識と共に、環境科学と工学の分野における技術、イノベーション、商業化やトレンドに関する高度な知識を有しています。
また、収益性を高めるために、既存のビジネス関連の環境手法や操作を分析するフォレンジック分析も得意とし、この技術で強化された知識を基盤とするシステムとサービスで、卓越したコンピュータ能力も加わり、氏のシステムはほとんどのデザインおよび製造施設に円滑に組み入れることができます。他にも、専門的な調達、購買、技術文書、RFQの準備、戦略的入札の準備なども行っています。
Applied Microsystems Ltd.の創業者であるランバートは、海洋観測機器の設計者及び製造者であると共に、酸素注入技術を水産養殖へ応用する専門家で、淡水化や廃水処理に関する複数の特許も取得しています。
DAVID MOWRY
デービッド・モーリー
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デービッド・モーリーは、ハワイのPacific Planktonicsの社長であり、Kona Butterfish Companyのパイロットサイトも管理しています。
また、パナマ・ビエントフリオのOpen Blue Sea Farms、ハワイ・カイルアコナのUnlimited Aquaculture、メキシコ・マサトランのAlevines De Mexico、米国ミシシッピ州・パーキンストンのAquaGreen、パナマ・プエルトリンドのPristine Oceans、ドミニカ・ラスサリーナスのCaribbean Maricultureなどでコンサルティングや契約業務の幅広い経験を有しており、海洋生物の培養と孵化、幼生飼育、生産などの豊富な経験を基に、数々の養殖場や研究所など海洋施設のスペシャリストおよびマネージャーとして幅広く活躍しています。また、水産養殖に関する研究結果を多くの専門誌に寄稿、執筆しています。
RON EVANS
ロン・エヴァンス
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ロン・エヴァンスは、1988年に公認会計士の資格を取得し、Coopers & Lybrand(現Pricewaterhouse Coopers)でキャリアをスタートさせました。1990年代後半にErnst & Youngに数年間勤務したのち、その後の6年間は、3人のパートナーと共にバンクーバーを拠点として倒産・再建業務に携わりました。そのキャリアを通じ、ビジネスの倒産や再建、事業可能性評価、戦略立案、複雑な予測とモデリングを専門としてきました。2007年に専門職を退いたのち、AgriMarine Group (agrimarine.com)と共同で、カナダの数州の先住民のために、アクアポニック施設を備えたRAS養魚場の計画を立てるなど、従来型および再生可能エネルギープロジェクト、遠隔地の労働者宿泊施設、そのほかの商業活動を行う数多くの企業を共同設立し、取締役および役員を務めました。
2017年1月には、AgriMarine Groupの最高財務責任者に就任、同グループの商務管理に多大なる貢献をもたらしました。2022年6月、AgriMarine Groupの最高財務責任者を退任し、現在は外部コンサルタントとして、AgriMarineの経営幹部に戦略的および業務的サポートを提供しています。さらに、エヴァンスは現在、経験豊富な業界グループと提携し、バンクーバー市場向けの既存活魚(ティラピア)輸送を行うRAS養殖場の買収と拡張に取り組んでおり、カナダのローワーメインランドに 4000 万ドルのアクアポニックス施設を計画中です。
TETSUJI OISHI (JIM)
大石 哲司
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〇連続起業家/ビジネスプロデューサー
大学卒業後、人材サービスの株式会社ネオキャリアを創業し代表取締役に就任。
その後、ソフトバンク株式会社にて事業開発及び人材開発に従事。
〇2006年に自動車向けソフトウェアの開発を行う、株式会社エムログを創業。09年に代表取締役就任。自動車アフターマーケット業界に参入し、車載カメラ・車両 診断機器などのハードウェアの開発も行う。一部の事業を整理後、これらの経験により、多くのベンチャー起業家から相談を受け、アドバイザー・顧問を兼務する。
〇2021年に海洋環境を守るためのスタートアップとして 530株式会社を設立。事業の立ち上げ・経営戦略・資金調達・スタッフィングに強みを持つ。
HARUKAZU (ROCKY) POLITO
ポリト “ロッキー” 春一
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マーケティング・ディレクターのポリト"ロッキー"春一は、水産業界で43年にわたる経験を積んだ専門家です。日本企業での輸入業17年、その後アメリカを拠点とする水産メーカーでの輸出業16年を通して得た知識により、アジア、北米、カナダにおける天然魚の国際貿易に精通しています。
2014年、「ロッキー&アソシエイツLLC」を設立。カナダ産・アラスカ産の高級水産物のアジア市場向けプロモーションとマーケティングを展開しています。同社は、ロシア産サーモンの日本経由でのカナダ輸入を初めて実現した企業としても知られています。2015年からは「シダー・アクアカルチャー・リサーチ・アンド・デベロップメント(CARD)」との協力のもと、養殖ブラックコッド(クロダラ)のアジア市場開拓において主導的な役割を担っています。
その豊富な専門知識と先見性により、世界の水産物貿易における重要な存在として認められています。
ROGER PAQUETTE
ロジャー・パケット
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ロジャー・パケットは、バンクーバー島のナナイモにある著名な沿岸水産加工・卸売会社「ハブ・シティ・フィッシャリーズ」の元社長兼主要メンバーです。現在は同社のコンサルタントを務める傍ら、主要加工施設のオーナーでもあります。
ハブ・シティ・フィッシャリーズへの貢献に加え、彼の会社である「1195895 BC Ltd.」は、十分に活用されていなかった10エーカーの陸上養殖施設を取得し、その運営のために「シダー・アクアカルチャー・リサーチ・アンド・デベロップメント(CARD)」を設立しました。CARDは、海洋生物の持続可能な成長と育成に焦点を当てた、多分野における海洋研究および商業の拠点です。当初、ノルウェーの大規模な商業投資により建設されたこの施設は、大規模な陸上タンクを備え、CARDの自社プロジェクトと、様々な民間養殖業者や研究機関による活動をサポートしています。
CARDの多様な取り組みには、ブラックコッド(クロダラ)の産卵と育成、オオカミウナギの産卵・育成プロトコルの開発、アサリ、カキ、ジオダック、ムール貝などの貝類の育成と放流、そして市場販売と生態系の再生のための在来種の海藻類の栽培が含まれます。また、バンクーバー島フィトプランクトンやアーチノミクスなどの注目すべきテナントも受け入れ、さらなる革新的な展開を進めています。
CARDの他にも、ロジャーの水産養殖・漁業ビジネスのポートフォリオは、業界への彼の情熱を反映しています。これには、大規模なカスタムスモークハウスと水産小売店、稚貝の育成のためのカキとアサリのリース、そして養殖・天然魚介類を流通業者やレストランに配送する活魚運送会社が含まれます。
ロジャーの献身的な取り組みと豊富な経験は、水産養殖業と漁業の持続可能な成長に大きく貢献しています。